こんにちは、ブログの管理人です。
いつの間にか
暦の上ではDecemberですが、
まずまず暖かい冬ですねぇ
我が厚木市は。
ここのところこんな感じの後
急に寒くなるのが例年の特徴です。
(おー怖って感じです・・)
さて今年はどうでしょうか?
さて今回は、
またまた日本ブランドが一つ
市場から消えてしまったというお話。
電機メーカーの船井電機が
10月破産手続きの開始決定を受け
事実上の倒産となりました。
(民事再生手続きを申請する
との話もあるのですが現状では
破産の手続きが進んでいます)
新聞等の記事によると、
破産の申立書によれば
船井電機の債務超過は約117億円に
上るようです。親会社の船井電機HDも
214億円の債務超過であり、
現預金が700万円にまで減少していた
とのことです。それなりの
企業としては「あり得ない状況」
だったことが伺えますね。
船井電機は1990年代にテレビとビデオが
合体した「テレビデオ」で一躍有名な
メーカーとなり、その後は液晶テレビなどで
高機能よりも低価格で品質も悪くない
そんな商品の供給をしていました。
現在は中国企業の進出もあり苦戦を
強いられていたようですが。
今回の一件は内部での創業家と
現経営陣との確執もあったようですが、
一時は輝かしい時代もあった
メーカー系の企業が凋落してしまうほど、
日本の生産系の会社の現場は厳しいと
現状は言わざるをえないようです。
別事業への投資を進めていたという話も
記事には書かれていますが、
これもどう考えても失敗としか思えない
事業への投資に見えてしまいます。
もはや日本のモノづくり分野の事業の
復活は一部の企業を除き無理なのか?
とすら思えてしまうような今回の
倒産劇は、日本のお家芸的な企業の
顛末でした。
あなたはどう思いますか?