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令和の米騒動はいつまで続くのか

こんにちは、ブログの管理人です。

8月の終わりは台風10号が西日本を中心に
襲い大雨が続いています(今日現在の予報
では温帯低気圧に変わったようです)。
ここの所台風による雨の量が非常に多く、
各地で土砂災害が頻発していますね。
今後も経験のない異常な気象が
続いて行くのかもしれません。

さて今回の話題は世間を騒がせている
米騒動」についてです。
皆さんもご存知の通りここの所
首都圏を中心に米不足が起きています。
現在全国にそれが拡がりを見せている
状況下にあります。

この米不足の問題はいろいろと各方面が
報じていますが、全体的に見ると
お米の需要と供給の問題が大きく
絡んでいるようです。

「日本における米の需給バランスは、
複数の要因が絡み合っています。
需要側では、人口減少や食生活の多様化により、
一人当たりの米消費量が減少傾向にあります。
一方で、供給側では、
減反政策の影響や農家の高齢化により、
生産量が減少しています。」
~お米マガジンより引用~

このような現状にある日本のお米ですが、
米不足に備え政府が毎年備蓄しているお米は
こういった場合には放出されないのか?という
当然の疑問が浮かんできます。

政府は凶作などの場合に備え
毎年20万トンの新米を買い入れて
5年間保管し5年経ったところで、
古くなったコメを飼料用に売却しています。
100万トン以上の備蓄があるようですが、
今回政府は市場への影響が大きいと
慎重な姿勢を見せています。
(国民生活への関心は如何に・・)

各家庭でのお米の消費量は麺などの商品に
置き換わるなどの状況があり減少傾向には
あるものの、コロナ禍以降の外食需要が
ここの所増え、インバウンドによる需要も
増えたなどの特需もありお米の消費量は
増えているようです。

このような令和の米騒動を見るに付け
今迄の減反政策や需給調整の形骸化は
完全に政策的な失敗ではないのか?
と思ってしまうような状況です。
かつて1000万tあった生産量も
661万tまで減少してしまったことは、
今後取り返しのつかない事態と
なりはしないのか?とても心配ですね。

あなたはどう思いますか?