こんにちは、ブログの管理人です。
今回の記事は退去時の原状回復の
ポイントについて書いてみました。
ぜひ参考になさって下さい。
初めての一人暮らしは、
入居のことばかりに目が行きがちですが、
退去時に関する知識も大切です。
退去時に「思っていたのと違う!」
となりやすいのが、部屋の修復をする
「原状回復」になります。
誰が・どのような場合に・いくら負担しなくてはならないか、
入居者と大家との間で認識の違いが
出てしまうこともあるでしょう。
今回は、そんなトラブルを回避するために、
退去時の原状回復で気を付けるポイントをご紹介します。
退去時の原状回復とは?
生活をしていれば、どんなに掃除をしていても
汚れやキズがついてしまうことがあります。
一般的な生活による消耗や経年劣化については、
原状回復の対象とはならず、
入居者が負担して直す必要はありません。
しかし、故意や過失による損傷や汚れについては、
入居者が費用を負担して原状回復する義務があります。
原状回復は国土交通省のガイドラインで定められていますが、
大家との食い違いでトラブルに
発展しまうケースも珍しくありません。
原状回復費用は、敷金の中で賄えることがほとんどですが、
部屋の使用状況によってはそれ以上の
費用が発生してしまう可能性もあります。
出来る限り費用が負担にならないよう、
住み始める時点で気を付けることが大切です。
原状回復を避けるために気を付けたいポイント
原状回復で費用負担にならないためには、
住み始める段階から気を付けて生活をしましょう。
入居したらすぐに部屋のキズや汚れ、
不具合などをチェックして、
写真や資料として残しておくと、
退去時の原状回復で納得がいかない時に
重要な証拠として役立ちます。
また、生活する上で気を付けたい
ポイントもあるので解説します。
タバコを吸う人は要注意
室内でタバコを吸うとニオイが取れなくなり、
壁紙もヤニ汚れで黄色くなってしまいます。
日常生活による経年劣化だと思っている人もいますが、
タバコによるニオイや汚れは
経年劣化の対象になりません。
そのため原状回復として、
壁紙の張り替えになる可能性が高いです。
水まわりの掃除は細目に
浴室やトイレ、キッチン、洗面所などの
水まわりは汚れやすい場所です。
特に頑固なカビがついてしまうと
簡単には取ることができず、
原状回復の対象になってしまいます。
換気や清掃不足による著しい汚れは、
日常生活の経年劣化を超える状態です。
専門的な清掃ではなく、
日々小まめに清掃をすることが
綺麗な状態を保つポイントになります。
壁紙やフローリングは要チェック
日常生活で一番キズや汚れが出やすいところが、
壁紙やフローリングです。
よくあるのが以下のようなケースになります。
・釘やビスで壁に穴を開ける
・冷蔵庫などを壁の近くに置いた時、家電製品の影響で壁紙が黒く焼けてしまう
・重い家電や家具によってフローリングが凹んでしまう
・サビや汚れが壁紙やフローリングについて消えない
・引っ越しや生活の中で誤った大きなキズ
症状の度合いにもよりますが、
賃貸人の負担になる可能性が高いので、
よく注意すべきポイントです。
まとめ
入居時に敷金を支払うことが多いですが、
退去時まで綺麗に使用していれば
基本的に敷金は戻ってきます。
ただし、入居時の契約の段階で、
原状回復に関する特約が
設定されているパターンもあるので注意が必要です。
最後まで気持ちよく暮らすためにも、
原状回復の負担内容について
入居の段階でしっかり確認をしておきましょう。